居酒屋おかだというお店

私の院の並びに居酒屋おかだという飲み屋がありました。
「鯨馬猪鴨」という看板が印象的で、オヤジさんに聞くと「「くじらうまいかも」という洒落だそうです。
写真をと取っておけばよかったのですが、当時はガラケーで写真を撮っていました。
多分取っていたのでしょうが震災の時あたりにガラケーが壊れたままスマホに乗り換えました。

 
たしか2011年あたりで店を閉めたと思います。
曙橋にフジテレビが合った華やかな頃に此処の居酒屋さんはテレビ業界の方が訪れていたようです。
「十一代は、俺が仕掛けたんだ」とも話していていました。
このオヤジの店の酒のこだわりは、大変なものでした。
今はもう検索しても食べログなどにも情報は消えていて残念です。

肴は珍味お酒のお供にぴったりの馬刺、鯨刺身、立田揚、鯨深川鍋、鴨の鍋、あんこう鍋、スッポン鍋等。
牛スジ煮込、ブリかま、まぐろかままでありました。
日本酒は、ちょっと仲良くなると後ろの方からコレを飲めと言って出してくれるようなお店でした。
来福ともう一つおすすめの酒があったのですが、忘れました。

ある社長さんのススメでここで落語会をしたいので君が交渉するようにと指名を受けて出かけてお話をさせていただきました。
2010年くらいのことです。

そっか右紋師匠は第一回だったのか。
右紋師匠の演目は壺算でネタおろしと話されていました。

おかだの旦那さんとジョイントで寄席を企画し、一杯飲んで笑おうという会でした。

主催としては反省しきりでした。
一時間前に入場した人もいて
いっぱいの酒で済むわけがない。

席の関係で首が痛くなった。
もう少し食べたかったなど。

次は、席料をいただき酒と肴はもう少し自由に 選べるようにしたいと反省でした。

友だちが数人が、タバコが苦手で落語の後の飲み会は 5人で違う店に移動しました。

席をもう少し工夫すればもっと臨場感が溢れる(芸人にとっては分からないけれど)
違った場になったと思うなどいろいろありました。
芸人さんのイベント初めてで戸惑うことばかり。

右紋師匠もおかだの旦那も鬼籍の人となりました。

第二回は、6月26日(土曜日)

二つ目 三笑亭可女次
真打ち 春風亭 柳橋

開場18時 開演19時より
木戸銭 3500円(一酒 肴付き)

柳橋さんのときに酒にまつわる話をされていたのですが、酒が急に飲みたくなて大したものだなあ思いました。
ポスターは、うちで印刷しました。


古いタイプの居酒屋で居心地が良かったです。
鯨の深川鍋と鯨のベーコンは絶品でした。