くいしばり・歯ぎしりの原因はよく分かっていません。
小さい頃はなかったのに成人になってから,歯を治療してからなったという方もいます。くいしばり・歯ぎしりでは,ただ日中のくいしばりについては、無意識の行動を意識することにより劇的に改善したいくつかの症例があります。

くいしばりや歯ぎしりをしている方はこういう方が多いので参考にしてみて下さい。
・家族から歯ぎしりやくいしばりを指摘されたことがある
・顎が痛くなったり以前より顎が開きづらくなった。
・肩こりや首のこりが以前よりひどくなった
(左右差も大きくなった)

・朝起きると顎が疲れていたりコメカミが痛くなっている
・固い物や歯ごたえがある物が好き
・どちらか一方でしか噛まない
・集中していることがある(スポーツや研究)
・過去にスポーツや楽器をしていたことがある
・小さい頃によく口を閉じろと言われていた

何か上の症状がいくつか当てはまる方は口の力が問題で首の強いコリや肩コリ、背中の張り、頭痛など影響を受けている可能性があります。

問診しても意外と自覚していない方が多く家で観察してもらう(意識化)ことで気がつく人もパラパラいらっしゃいます。
意識化できれば、昼間集中する時に力を出来るだけ入れないようにクセ付けて行くと症状が改善します。

肩こりや首のひどいコリ、偏頭痛は、鍼灸・手技で首周りのポイントに施術すると首周りがスッキリすることが多いです。

あまりにもひどい場合は鍼が効果的です。痛いから嫌だという方がいますが,コリがひどい場合はあまり感じが分かりません。鈍感なっているからです。